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- vol.53 (2)ウェディングのお仕事
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- vol.52 (2)久々のParis
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- vol.49 (2)ホテルオークラレッスン 2012
- vol.49 (1)ホテルオークラレッスン 2012
- vol.48 (2)自分磨き その後
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- vol.47 (3)ロイヤルパープル
- vol.47 (2)ロイヤルパープル
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- vol.46 (4)花紀行2012
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- vol.45 (3)2012ニース・パリの旅
- vol.45 (2)2012ニース・パリの旅
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- vol.44 自分磨き その2
- vol.43 (3)2012年は自分磨き
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- vol.42 (1)2012年もよろしくお願い致します
- vol.41 (3)2011パリ-プライベートの旅-
- vol.41 (2)2011パリ-プライベートの旅
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- vol.40 (3)2011南仏&パリの旅
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- vol.36 『パリ・ロンドン一週間 花と雑貨とおいしいものを探す旅』出版! (2)
- vol.36 『パリ・ロンドン一週間 花と雑貨とおいしいものを探す旅』出版! (1)
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- vol.33 2010 パリ&トリノの旅(2)
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- vol.29 料理研究家(若くない)若林三弥子、フラワーデザイナー三代川純子と行くグルメと花のパリ7日間(2)
- vol.29 料理研究家(若くない)若林三弥子、フラワーデザイナー三代川純子と行くグルメと花のパリ7日間(1)
- vol.28 細沼光則と行く花紀行・・・またの名をパリ弾丸ツアー(3)
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- vol.26 番外編 FIFAワールドカップアジア地区最終予選
ウズベキスタンツアー - vol.25 手仕事への憧れ
- vol.24 パリの旅2009
- vol.23 英国風フラワーアレンジメント
- vpl.22 Pink! Pink! Pink!
- vol.21 「Nathalie L'ete」の世界
- vol.20 〆はやっぱり...エッフェル塔!
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- vol.17 パリでのサプライズ!(2)
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- vol.16 エッフェル塔、再び!
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- vol.14 北欧雑貨(番外編)
- vol.13 番外編 その2
- vol.12 番外編 その1
- vol.11 フランス贔屓
- vol.10 おしゃれ広告塔~ポアレの時計
- vol.9 私の好きなパリの本
- vol.8 茶色の魅力
- vol.7 エッフェル塔 その2
- vol.6 ロンドン・パリ3泊5日の旅(3)
- vol.5 ロンドン・パリ3泊5日の旅(2)
- vol.5 ロンドン・パリ3泊5日の旅(1)
- vol.4 パリのキャンドル
- vol.3 エッフェル塔(2)
- vol.3 エッフェル塔(1)
- vol.2 パリの布(2)
- vol.2 パリの布(1)
- vol.1 「パリ通信」開始!
2015.09.08
vol.61 Hotel Okura 本館閉館
2015年8月31日を以って、
建て替えのために閉館となったホテルオークラ東京の本館。
私の人生の中でもっとも多く訪れたホテルであり、
一番大好きな、そして一番思い入れのあるホテル。
思い出があり過ぎて、何からお話し始めればよいのやら、逡巡しています。
先日、閉館前に、本館の『テラスレストラン』にお別れをして来ました。
ロビーには、同じような思いを抱く人、人、人・・・。
オークラランタンを背に、記念撮影をする方々が引きも切りません。
オークラのレストランといえば、
少し背伸びをして、『さざんか』の鉄板焼きや、
『山里』の和食をいただくこともありましたが、
もっとも多く訪れたのは、1階の『テラスレストラン』です。
お友達と、
「軽くごはん・・・?」
「お茶でもする?」
「待ち合わせは、じゃあ、テラスで・・・」と
10代の頃から、折につけ、
利用させていただいていた場所。
時々浮気をして違うメニューを頼んでも、
あとで後悔することは目に見えているので、
ほとんど毎回オーダーしたのがこの「3点セット」、
"パリソワール"
"ビーフストロガノフ"
"レモンパイ" です。
ウン十年と食べ続け、
よその三ツ星レストランでどんなにグルメ三昧を
しても、やっぱり安心するオークラの変わらない
お味。
お庭を眺めながら、鉄板メニューをこの日もいた
だき、4年後に再びいただくことを祈ってお別れ
をしました。
思い返せば、短大卒業の謝恩会もオークラでした。
『平安の間』『曙の間』といった、大きなバンケットルームでの結婚披露宴には、
ざっと数えただけでも両手の指では足りないほど出席・・・と、
私の青春はホテルオークラと共にありました!(笑)
(いえ、ここは(泣)と書くべきでしょう。)
プライベートのみならず、
The London School of Flowers by Jane Packer時代、
ジェーン・パッカーウェディングの立ち上げに関わり、
また、レディースサークルでは、
20年にわたってレッスンをさせていただきました。
特に、後半の13年は、独立した私に、
「三代川先生についている生徒さんですから・・・」と、
講座を続けさせていただいたことは、
私の一生の宝・・・
長いお付き合いの生徒さん達とは、
もはや、家族、姉妹のような思いがします。
〇〇〇 〇〇〇 〇〇〇 〇〇〇 〇〇〇
さて、レディースサークルでの最後の数回のレッスンを
久々に、ご紹介させていただきますね。
7月は恒例のアーティフィシャルフラワーのレッスン。
少し前に手に入れていた、リボンをどうにか利用できないか・・・と考え、
福岡のカルトナージュサロン『Cossinelle』主宰の生徒さんにお願いして、
マガジンラック風のボックスを作っていただきました。
カルトナージュは、通常、布を貼って作るのだと
思いますが、『WALPA』のウォールペーパーを
使うことを思い立ち、手持ちのリボンに見合うペーパーを探しに行ったところ、リボンと同じグレーと
シルバーの組み合わせ、リボンのモチーフの一つ、クロスがペーパーにも描かれていること、などが、まさに、ドンピシャのウォールペーパーが見つかりました!
結果、出来上がったのがこのボックス。
お花をアレンジせずに、
このまま使いたいくらいです。
当日のレッスンでは、
「ホワイト~グリーン系」、「ピンク系」、「グリーン~パープル系」の3種類から
ご希望の色合わせを選んでいただきました。
いつも言っていることですが、
長く飾るアーティフィシャルフラワーのアレンジメントこそ、
お好みの色合いや、お宅のインテリアに合うものを
お選びいただきたいと思いまして・・・。
一番人気は、やはりピンク系。
半数以上の方がお選びになりました。
バラ、ダリア、シャクヤク、ラナンキュラス、アジサイ・・・、ピンクとグレーは好きな組み合わせのひとつです。
ホワイト~グリーン系の爽やかなアレンジメント。
こちらは、もう1種のリボンを使ったボックスです。
ベージュベースに、ゴールドの刺繍が施されたもので、このリボンには、ラメが光るペーパーを選びました。
ボックスの全景をお見せ出来なくて残念!
ライラック、バラ、トルコキキョウ、アネモネ、アジサイ、カーネーションなどを使用しました。
グリーン~パープル系も私のお得意?! の色合わせ。
ダリア、トルコキキョウ、アネモネ、カーネーション、アジサイ、スイトピー・・・、クオリティの高いアーティフィシャルフラワーは本当にリアルです。
〇〇〇 〇〇〇 〇〇〇 〇〇〇 〇〇〇
遡って・・・
2月のレッスンは、蓋つきの楕円形のバスケットのアレンジメントでした。
色とりどりの春のお花・・・スイトピー、チューリップ、ラナンキュラスなどを
バスケットにこんもりとアレンジしてみました。(写真左)
この蓋つきのバスケットには丸い形もありまして、
桃の御節句の時にご依頼でお作りしたのが、右下のアレンジメント。
アーティフィシャルフラワーを使っています。(写真右)
4月は、ガラスの花器を使ったデザインです。
グリーンとホワイト、2色からチョイスしていただき
ました。
バラ、トルコキキョウ、ビバーナム、
ブバリア、バイモユリなど、花器同様、
爽やかなグリーン~ホワイト系のお花の組み合わ
せです。
特に、正面にあるクリスマスローズがイチオシ!
のレッスンでした。
実はこの花器、その名もトーチグラスと呼ばれるもので、
まさに、トーチのように逆さにしても使えるとのこと。
早速、ご依頼頂いたギフトアレンジメントに使用してみました。
濃いピンク系のアレンジメントは、プリザーブドフラワーがメイン、
ホワイト系はアーティフィシャルフラワーを使っています。
フラワーデザイナー
三代川純子
三井物産株式会社人事部勤務中に恵泉フラワースクールで学び、退職後、フラワーデザインを学ぶため渡英。
「コンスタンス・スプライ」「ジェーン・パッカー」などにてディプロマ(卒業証書)を取得した後、英国王室御用達フローリスト「エドワード・グッドイヤー」にて修業。
また、パリのフルリスト「パトリック・ディヴェール」「リリアンヌ・フランソワ」にても研修を行う。
フラワーデザイナーとして、雑誌「花時間」などで多くの作品を発表するかたわら、ホテルオークラ レディースサークル(現在、ホテルオークラ本館建て替えのため休会中)では、ヨーロッパで自ら買い付けて来た資材を使いレッスンを行っている。
また、「Hanahiroプリザーブドフラワー・アカデミー」の主任講師も務める。