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- vol.29 料理研究家(若くない)若林三弥子、フラワーデザイナー三代川純子と行くグルメと花のパリ7日間(2)
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- vol.26 番外編 FIFAワールドカップアジア地区最終予選
ウズベキスタンツアー - vol.25 手仕事への憧れ
- vol.24 パリの旅2009
- vol.23 英国風フラワーアレンジメント
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- vol.19 インスピレーション
- vol.18 「蝶」がすき!
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- vol.16 エッフェル塔、再び!
- vol.15 パリ研修(?)グルメ(?)ツアー
- vol.14 北欧雑貨(番外編)
- vol.13 番外編 その2
- vol.12 番外編 その1
- vol.11 フランス贔屓
- vol.10 おしゃれ広告塔~ポアレの時計
- vol.9 私の好きなパリの本
- vol.8 茶色の魅力
- vol.7 エッフェル塔 その2
- vol.6 ロンドン・パリ3泊5日の旅(3)
- vol.5 ロンドン・パリ3泊5日の旅(2)
- vol.5 ロンドン・パリ3泊5日の旅(1)
- vol.4 パリのキャンドル
- vol.3 エッフェル塔(2)
- vol.3 エッフェル塔(1)
- vol.2 パリの布(2)
- vol.2 パリの布(1)
- vol.1 「パリ通信」開始!
2008.02.05
vol.10 おしゃれ広告塔~ポアレの時計
先月のブログに書いたフランス人のジュエリーに対する姿勢・・・自分に合った見事な本物をどのような場にも身に付けて愛おしむ。
だから同じものをしょっちゅう身につけても、少しもコンプレックスにならない
・・・私もこうありたいと思い、自分に合う本物のジュエリーを模索中ですが・・・。
私にも一つありました、どのような場にも身に付けて愛おしんでいるものが。
「見事な」本物とは言い難いですが、15年ほど前のパリ旅行の際、ヴァンドーム広場近くにあるブティックで買い求めた「Poiray(ポアレ)」の時計です。
完全にオフで自宅から一歩も出ない日を除いてほぼ毎日身に付けている時計、15年という年数を掛け合わせるとおそらく5000日以上使用していることになります。
ポアレの時計に惹かれたのは、ベルトが数百種類あり、その日のワードローブに合わせて変えられるという点。
購入時には好きな色のリザードのベルトをチョイスさせてくださり、さらにベルトだけを購入することが出来ます。
しかもそのベルトには革製ばかりでなく数色のグログランリボンあり、ビーズ付きあり・・・とどれもこれも素敵なものばかり。
時計の上下の金具をワンタッチで外しベルトを付け替えるのですが、手首のサイズに合わせて2mmきざみで用意されていて、私のサイズは126mm。
15年の内に買い足したベルトが、気がつけば20本を超えました。
このポアレの時計、有名人にもファンが多いようで、女優のとよた真帆さんや料理研究家の藤野真紀子さん、コメンテーターの南美希子さんなど雑誌やテレビで拝見しただけでも相当数の方が・・・。
そして、以前行き付けのお寿司屋さんでご一緒した方から「私も愛用しています!」と声をかけていただいたこともありました。
ポアレの時計は、たとえば、同じカルティエの時計をしているだけでは起こり得ない不思議な「ポアレ仲間意識」が起きるような気がします。
ところで、数年前のレッスンの時に、とても驚いたことが・・・。
何気なく生徒さんのお机を見たところ、テキストの隅に私の全身スタイルが描いてあり、その横にお洋服の詳細が書かれているのです。
同業者の友人に「着ているものがノートに書かれていたのよ!」と話したところ、当然でしょうという顔と共に、「女性が多く、常に『見られている』のだから当たり前でしょう?!」と言われてしまいました。
彼女は、レッスン時に着るお洋服はコーディネートまで全て記録をして重ならないようにしているとのこと。
お見事!です。
以来、思い出した時に手帳に書き込むようにしていますが、なかなか長続きしません。
ただ、生徒さんから着ているお洋服について聞かれ、「先生のお洋服を真似しても良いですか?」と言われることは、まんざらでもありません。
「広告塔」として、大好きなブランドのお役に立つとでも言いましょうか・・・(笑)。
以前、このブログのエッフェル塔テーマの時にご紹介した「キャシャレル」のTシャツも、一人で10枚近く売り(?)ましたもの・・・。
このポアレも、姉やアシスタントのかすみちゃんをはじめ、お揃いにして下さった生徒さんはざっと数えてみただけで10人近く・・・。
さて、時計のベルト収集が昂じて、こんなベルト入れを作ってしまいました。
外側の布は、私の部屋のクッションと同じです。
徐々に増え続けるベルトコレクションを入れられるケースがあれば・・・と思った矢先に、編棒を入れておく袋から思い浮かんだものです。
そういえば、フラワーデザイン用のワイヤー入れにもこのようなタイプがありましたっけ・・・。
海外旅行に行く時には、『パリ一週間 花と雑貨を探す旅プラン』でもご紹介させていただいた通り、日程に合わせてワードローブやアクセサリーをあらかじめ決めて必要最小限の荷物で行くようにしていますが、このベルトケースはくるくると巻紙のように巻けばとてもコンパクト。
このまま海外に持って行くこともしばしばです。
以前パリに行った時に、このベルトケースを持参して同じものを買ってしまわないよう確認しながら新しいベルトを買い足そうとブティックに持って行ったところ、担当者の感嘆の声にブティックの方達が全員集合してくださいました。
後に、ポアレからこのデザインで革製のベルトケースが売り出された時には、意匠登録しておけば良かったわ~と本気で思ったものです。
エルメスの「バーキン」ではありませんが、ポアレの時計ケースに「ミヨカワ」なんて名前が付いたら素敵だったのに!
ベルトケース第一作を改良したのがこちら。
落ち易い時計入れの部分を巾着型にしたものです。こちらの外布はゲストルームのソファにおくクッション用に買い求めたもの。お花の色に合わせて縁取りのバイアスリボンも赤にしてみました。
さらにさらに、ベルト好きが昂じ・・・ベルトを手作りしてしまいました。
作り方はとても簡単!
ベルトのサイズに合わせてクリアホルダーをカットし、好みの布を一回り大きく裁断、布に両面テープを貼りクリアホルダーを付けます。
その上にも両面テープを貼り、両端は時計の金具が通せるように少し余裕を持たせて内側に折り、最後に一回り小さくカットした合成皮革を木工用ボンドで貼り付けて完成!
リバティプリントは布地が薄いのでとても作り易く、数10本作ってポアレ仲間にプレゼント。
そして、ビーズやスパンコール付きのベルトは世界に一つのオリジナルです。
「ポアレ」は一時日本から撤退したのですが、今月にはまたブティックがオープンするとのこと。
しばらく中断していたベルト収集に益々拍車がかかりそうです。
みなさん、ポアレ仲間まだまだ募集中で~す!
フラワーデザイナー
三代川純子
三井物産株式会社人事部勤務中に恵泉フラワースクールで学び、退職後、フラワーデザインを学ぶため渡英。
「コンスタンス・スプライ」「ジェーン・パッカー」などにてディプロマ(卒業証書)を取得した後、英国王室御用達フローリスト「エドワード・グッドイヤー」にて修業。
また、パリのフルリスト「パトリック・ディヴェール」「リリアンヌ・フランソワ」にても研修を行う。
フラワーデザイナーとして、雑誌「花時間」などで多くの作品を発表するかたわら、ホテルオークラ レディースサークル(現在、ホテルオークラ本館建て替えのため休会中)では、ヨーロッパで自ら買い付けて来た資材を使いレッスンを行っている。
また、「Hanahiroプリザーブドフラワー・アカデミー」の主任講師も務める。