ページトップ

目次

2010.11.10

vol.36 『パリ・ロンドン一週間 花と雑貨とおいしいものを探す旅』出版! (1)

8月の更新から早や2ヶ月半・・・

その間、

「ブログを拝見しています。」

とお声をかけてくださる方が多くて
(更新を怠っている時に限って(?)、多いのです。)、
その度に申し訳ない気持ちでいっぱいでした!

9月のパリ行きも諦め・・・
実はこの夏は、第3作となる本の執筆作業に追われ・・・
ようやく、皆様にご覧頂けることとなりました!

36-1 .jpg

タイトルは、『パリ・ロンドン一週間 花と雑貨とおいしいものを探す旅』
前作に、「ロンドン」「おいしいもの」が加わっています。
『パリ一週間・・・』を出したので、
次は『ロンドン一週間・・・』となるはずが(?)、

このコラムでもご紹介した料理研究家若林三弥子さんとの出会いや、
パリの新たなお気に入りアドレスが増えたこと、
そしてまた違った切り口でパリをご紹介したいという思いが重なり、
女子憧れの二都・・・
パリと、22年前に留学した「青春の地」ロンドンをご紹介するとなりました。

今回の撮影は、昨年秋の「料理研究家若林三弥子、フラワーデザイナー三代川純子と行く グルメと花のパリ」ツアーから始まり、
今年3月に再びパリで、そして6月、ワールドカップの最中にロンドンとパリで行うという長期戦。

3月、6月の旅行については、このコラムでもご紹介した通りですが、
「撮影」をしたことは口止めされていまして・・・(笑)、
今、読み返してみても奥歯に思いっきりモノがはさまった表現をしています。

今回の表紙に選ばれた写真は、ロンドンのノッティングヒルにあるフローリスト
『ハーパー&トムズ』の店頭。
実は・・・個人的には、背表紙に使われたパリのキャンドルブティック
『ポワン・ア・ラ・リーニュ』の写真が気に入っていたのですが・・・
(エッフェル塔のキャンドルがあるので!)
「街を歩いている雰囲気」重視で、フローリストの前の写真となりました。
でも、裏の写真もとても気に入っていますので、ぜひ、じっくりとご覧くださいね!

実を申しますと、28~29pでご紹介しているフルリスト『パスカル・ミュテル』『ローズ・コスト・ダニ・ローズ』の2点の写真も候補に・・・。
皆さまはいかが思われますでしょうか?!

表紙を開けると目に飛び込んでくるショコラブラウンとピンク。
これは前回と同じで、好きな色合わせのひとつです。
そして、カバーを取ると、本の本体もブラウン。

いずれも、私なりの「こだわり」の部分なのですが、
前作の時にも、真っ先にこの色合いに気付いてくださったのはおしゃれ感度の高い方達でした。
ちなみに、フランスでは、この茶色のことを「マロン」と表現しています。
「ロ」は "r" なので、「ロ」ではなく「マホン」と聞こえますが。

さて・・・冒頭で、若林三弥子さんとの出会いについてお話しし、
また、この本が出来るきっかけにも触れています。
いつものことですが・・・「はじめに」を書くのは、作業のほとんど最後の方・・・(笑)。

さあ、いよいよ中身&裏話をご紹介しましょう!
最初に、パリとロンドンの歩き方を、そして、旅行の際、
いつも作成するワードローブ表も本邦初公開しています!
すでに手元に届いたこの本をレッスンで生徒さんにお見せしたところ、
「先生、絵がお上手ですね~!」とお世辞にもおっしゃってくださったのですが・・・
これを「絵」と言って良いのかどうか・・・複雑です!

話はそれますが、14p左中央のお写真にご注目を!

玄関のミラー付きクローゼットに、パリで買い求めたシルエットのステッカーを貼っているのですが、
このステッカー、160cm高のコートハンガーの形になっていて、
さらに、帽子、ネクタイ、バッグ、傘、ハイヒール、男性の靴、そしてブラジャー(笑)
が付いています。
極めつけは付属品の L字型のフック。

これを壁に打ち付けて、実際にコートをかけるようになっているのですが・・・
このアイデアに脱帽しました!
我が家では、壁ではなくてミラーに付けたくて・・・
フック打ちは断念しています。

さて、お話を戻しまして・・・。
今回の7日間は、パリ最新エリアのご紹介からスタート。
マレの北東部で最近通いつめている雑貨店を数軒ご紹介しています。
中でも、『ルル・アディクト』は、毎回必ず素敵なが見つかるお店。

36-5.jpg

『ヴィ・ザ・ヴィ』のセクシーなリネンにも注目です!

こういうのがいやらしくないのは・・・そのセンスですね?!

次回に続く...

関連書籍

パリ一週間 花と雑貨を探す旅プラン

パリ・ロンドン一週間
花と雑貨とおいしいものを探す旅

パリ一週間 花と雑貨を探す旅プラン

パリ一週間
花と雑貨を探す旅プラン

パリ一週間 花と雑貨を探す旅プラン

英国スタイルのフラワーアレンジメント

プロフィール

三代川純子

フラワーデザイナー

三代川純子

三井物産株式会社人事部勤務中に恵泉フラワースクールで学び、退職後、フラワーデザインを学ぶため渡英。

「コンスタンス・スプライ」「ジェーン・パッカー」などにてディプロマ(卒業証書)を取得した後、英国王室御用達フローリスト「エドワード・グッドイヤー」にて修業。
また、パリのフルリスト「パトリック・ディヴェール」「リリアンヌ・フランソワ」にても研修を行う。

フラワーデザイナーとして、雑誌「花時間」などで多くの作品を発表するかたわら、ホテルオークラ レディースサークル(現在、ホテルオークラ本館建て替えのため休会中)では、ヨーロッパで自ら買い付けて来た資材を使いレッスンを行っている。

また、「Hanahiroプリザーブドフラワー・アカデミー」の主任講師も務める。