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- vol.52 (2)久々のParis
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- vol.49 (2)ホテルオークラレッスン 2012
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- vol.47 (3)ロイヤルパープル
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- vol.45 (3)2012ニース・パリの旅
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- vol.43 (3)2012年は自分磨き
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- vol.29 料理研究家(若くない)若林三弥子、フラワーデザイナー三代川純子と行くグルメと花のパリ7日間(2)
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- vol.26 番外編 FIFAワールドカップアジア地区最終予選
ウズベキスタンツアー - vol.25 手仕事への憧れ
- vol.24 パリの旅2009
- vol.23 英国風フラワーアレンジメント
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- vol.9 私の好きなパリの本
- vol.8 茶色の魅力
- vol.7 エッフェル塔 その2
- vol.6 ロンドン・パリ3泊5日の旅(3)
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- vol.3 エッフェル塔(2)
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- vol.2 パリの布(2)
- vol.2 パリの布(1)
- vol.1 「パリ通信」開始!
2013.02.19
vol.49 (2)ホテルオークラレッスン 2012
毎年7月は、アーティフィシャルフラワーのアレンジメントです。
生花と違い長く飾るアレンジメントなので毎年厳選した花器を使っていますが、
今年のデザインは、直径40cmほどのリースに。
1年中飾って頂けるように、また、どのようなインテリアにも合うように
バラ、アジサイ、トルコキキョウなど、
ホワイトとモーヴ系のパープルを基調としたパステルカラーでまとめてみました。
ところで、年々上がるアーティフィシャルフラワーのクオリティには
目を見張るものがあります。
所詮造花と侮る無かれ!
とはいえ、ピンからキリまでありますので、
花びらの縁が美しいこと、花芯が見えないこと、
などを基準に選んでいます。
ホテルオークラでのレッスンは、生花が基本ですが、
お花の持ちが良くない盛夏には、
アーティフィシャルフラワーを使ったレッスンに。
また、TPOに応じて、使用する機会も年々増えています。
こちらのお写真は、昨年10月に『富麗華』で行われた
東日本大震災チャリティパーティのお花。
パーティ会場は、胡蝶蘭をメインに生花で飾りましたが、
外に置かれ、風があたる看板にはアーティフィシャルフラワーをアレンジしてみました。
そして、こちらは、
前述した新年早々のウェディングの
二次会用バッグ型ブーケ。
市場がまだ動き始める前の
ウェディングでしたので、
アーティフィシャルフラワーを
使用しました。
裏側にはバラの花びらをびっしりと、
そして、表には白とグリーンのお花に加え、
花びらにパープルの斑が入った
パンジーをアクセントに。
二次会では、
新郎新婦共に会場を動き回ったり、
グラスを持ち歩くことも考えられるので、
両手が自由になるよう、
手に提げられるブーケが人気です。
9月のレッスンは、ランタンを使ったデザイン。
唐草調のランタンのラインに惹かれ、
それをヒントに、タッセルを下げてシノワズリー(中国風)に、と考えました。
極彩色のダリアと、昨年訪れて以来お付き合いをさせて頂いている
福岡県糸島市の日高農園さんから取り寄せた胡蝶蘭、
そして、唐草のラインを、ベルテッセンの茎のカーブと
リンクさせてみたのですが・・・いかがでしょう。
読書の秋・・・こんなブック型のボックスを見つけました。
最近、いろいろなパターンが出ているボックス、
蓋がマグネットで留るようになっていますので、
小物入れとして、まさに本のように立てておいても蓋が開かないという優れもの。
アレンジには、ビニールシートを敷いてから入れたフローラルフォームに
突っかえ棒を立てて、蓋を浮かせてお花をアレンジします。
こちらにも日高農園さんの胡蝶蘭と、ダリア、ナデシコ、ブバリア、バラ、ダイヤモンドリリー、
そして、利休草やアイビーをふわりと長く使っています。
11月は毎年恒例のクリスマスリース。
昨年までは、フランス製のオーナメントを使っていたのですが、
今年は、フランス製はごく一部のボールオーナメントのみで、
何と!ハワイの『ニーマン・マーカス』で買ったオーナメントほかを使用。
『ニーマン』のオーナメントには、必ずイヤータグと、デパートの象徴、蝶が付いているのです!
リボンは、『ニーマン』、フランス『ファンタネル』社のストライプが大人気でした!
12月は、『パリ・ロンドン1週間 花と雑貨とおいしいものを探す旅』でもご紹介し、
背表紙にもなったパリのキャンドル店
『Point a la ligne』のキャンドルを使ったレッスンです。
ライラックとパールホワイトの2色のこのキャンドル、
高さが30cm近くあり、全体にヤドリギの模様があしらわれ、
実の部分はゴールドになっています。
選んだお花はキャンドルに合わせてライラック色のバラ、
クリスマスローズ、スイトピー、ユーカリの実、
そして、全体的にグレイッシュな印象から、ブルーアイスの杉を合わせ、
パープルとゴールドの小さなボールオーナメントを入れてみました。
さて・・・
冒頭でお話した撮影のひとつは、『花時間』春号。
アレンジメントを5点制作し、さらにヴァリエーションが5点。
3月7日発売です。
ぜひ、手にとってご覧くださいね!
フラワーデザイナー
三代川純子
三井物産株式会社人事部勤務中に恵泉フラワースクールで学び、退職後、フラワーデザインを学ぶため渡英。
「コンスタンス・スプライ」「ジェーン・パッカー」などにてディプロマ(卒業証書)を取得した後、英国王室御用達フローリスト「エドワード・グッドイヤー」にて修業。
また、パリのフルリスト「パトリック・ディヴェール」「リリアンヌ・フランソワ」にても研修を行う。
フラワーデザイナーとして、雑誌「花時間」などで多くの作品を発表するかたわら、ホテルオークラ レディースサークル(現在、ホテルオークラ本館建て替えのため休会中)では、ヨーロッパで自ら買い付けて来た資材を使いレッスンを行っている。
また、「Hanahiroプリザーブドフラワー・アカデミー」の主任講師も務める。