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2009.10.05

vol.29 料理研究家(若くない)若林三弥子、フラワーデザイナー三代川純子と行くグルメと花のパリ7日間(1)

このタイトルを読んだ若林三弥子先生ファンの方々は、
「三代川純子ってナンテ失礼なの!」
といきなり思われるかもしれませんが・・・
「若くない若林でございます。」は、
三弥子先生の口癖・・・
初めてお目にかかった方は、耳にされた方も多いですよね(笑)?!

今回の旅の途中でも、ツアーのメンバーの皆さまと、何度となく三弥子先生を真似て「若くない若林でございます」を連呼していました。
私の口真似もなかなか似ていると思うのですが・・・。

08年9月のこのコラムでご披露した料理研究家、若林三弥子先生との「偶然の出会い」からはや1年・・・
二人が出会ったパリへ、この度、コラボレーションツアーを実施、行って参りました!

29-1.jpg

昨年のパリは、三弥子先生にとっての初めてのパリ・・・

「これまでパリを知らなかったなんて、人生を損した気分です。」

とおっしゃるので、

「これから何度でも行けますよ~。ご一緒したいですね!」

と申し上げた言葉を社交辞令にしては女が廃る・・・、
いつも、花弘のツアーをお願いしている「@ザ・スカイ」の田中さんに旅程を組んでいただきました。

ツアーの目玉は、マルシェで買った素材で作る三弥子先生お料理と、私のお花のデコレーションでパーティーをしたり、インテリアの見本市「メゾン&オブジェ」やランジスの花市場に行ったり、そして、『ラデュレ』でのブランチと、三ツ星レストラン『アルページュ』でのディナーなど・・・。
今回は、そのツアーをリポートします!

いつもこのコラムを読んで下さっている方は私の晴れ女ぶりをご存知ですよね?!
天気予報によれば、パリ到着日と翌日は

実際、シャルル・ド・ゴール空港に着いた時は雨がパラついていたのですが
・・・車がパリ市内に近付くにつれてお日様もちらちら見えるようになりました。
これはイケルかも。

今回は、三弥子先生のお料理をいただくという企画があることから、キッチン付きアパートメントホテルに滞在することに決め、ギャラリーラファイエットから徒歩1分のホテル、『Adajio』に滞在。

お部屋はとても新しく清潔で、何よりも立地が最高です!

到着早々のディナーは、皆さんお疲れなのでデリをテイクアウトし、各自お部屋でいただくことに。
ギャラリーラファイエットの食品館へご案内かたがた向かいました。

食品館には、ありとあらゆる食材が溢れていて、行ったり来たり・・・。
『ポアラーヌ』『カイザー』パン『マリーアン・カンタン』チーズなどもあります!
予定時間を大幅にオーバーして、閉店時間ぎりぎりに翌日のパーティー用のワインを買いました・・・。

結局、「それぞれのお部屋でいただくのも寂しいわね~」ということになり、三弥子先生のお部屋に全員集合。
テイクアウトしたお食事と、各部屋から持ち寄ったプレートやカトラリーで、にわかのパーティーとなりました。

29-2.jpg

翌日は、朝から、16区のプレジダン・ウィルソンのマルシェへ。

夜のパーティーに備えて、食材とお花の買い出しです。

その買い出しやパーティーの様子を撮影することになり、マルシェのお買い物風景から撮影がスタートしました。

フォトグラファーは、もちろんパンダさん

さて、お天気は・・・予報に反して晴天! 
神様、ありがとうございます!

プレジダン・ウィルソンのマルシェの中で、星付きレストランのシェフも買いに来ると言うチボーさんのお店でお野菜を見ていましたら・・・
料理研究家の塩田ノアさんにばったりお会いしました。って、もちろん初対面です。

ノアさんが以前出ていらしたNHKやケーブルテレビのお料理番組が大好きで、気取りのないトークとセンス溢れるお料理に憧れていました。
そして、もちろん、ノアさんのご著書『パリをおいしく食べる法』も何度も読み返すパリ本のひとつ。

思わず、「ご本拝見しています」とお声をおかけしましたら・・・とっても気さくに「ありがとう!ブログも見てね!」とおっしゃってくださいました。
テレビやご本の通りの方で・・・ますますファンになってしまいます!

あつかましいと思いながらも、たまたま持ち歩いていた『パリ一週間 花と雑貨を探す旅プラン』を差し上げ、名刺をお渡ししてしまいました。

私達の撮影中に、ノアさんが手書きのご連絡先をツアーのメンバーの方に渡してくださり、帰国後何度かメールのやりとりをさせていただいています。

「パリ」を介して知り合う方とは共通の何かがあるのでしょうか?
ノアさんには失礼なのですが、昔から知っていた方のよう・・・。

次回のパリでまたお目にかかれますように!

なにせ撮影を敢行していたため私のカメラにはマルシェの写真がほとんどなく、このコラムも文章ばかりが続きます(笑)。
お許しを!

マルシェの後は、私がチョイスした「おいしいお店」を廻り撮影
行く先々でミヤ&ミヨコンビは試食の嵐・・・。

パンダさん曰く、試食をしている時の表情が一番良いのだとか・・・?!

それぞれのお店をここで詳しくご紹介出来ないのが残念!
いつかその撮影の様子をご覧にいれますね!

でも、ひとつ・・・。

中でも一番美味しかったのは、サンジェルマンにある『bread & roses』のクロワッサン。
このお店、BIO(ビオ、オーガニック)のパンやデリのどれもがおいしくて、中でもクロワッサンは、バターの香りが口の中いっぱいに広がり、これまで食べた中でベスト3に入るかも!
必ず立ち寄りたいお店です。

さて、メインイベントのひとつ、夜のパーティーは、こんな様子。

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お部屋のカーテンアートからテーマカラーを「ルージュ(赤)」、メインモチーフを「エッフェル塔」とし、デコレーションしてみました。

花器としているのは、ラバー製の器。
今、流行っているのか、インテリアショップでも何度か見かけました。

紙のプレートとナプキンは、『カスパリ』にて購入。
ナプキンはエッフェル塔の柄です。
エッフェル塔のオーナメントは、日本から持参。

三弥子先生のお料理は、マルシェのお野菜と厳選された調味料を使った優しいお味のものばかり。

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そごう横浜の生徒さんのお嬢様でパリ留学中の瞳ちゃんも駆けつけてくれて、夜が更けるまで楽しみました!

パーティーの様子ももっと詳しくご覧にいれますので、お楽しみに!


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プロフィール

三代川純子

フラワーデザイナー

三代川純子

三井物産株式会社人事部勤務中に恵泉フラワースクールで学び、退職後、フラワーデザインを学ぶため渡英。

「コンスタンス・スプライ」「ジェーン・パッカー」などにてディプロマ(卒業証書)を取得した後、英国王室御用達フローリスト「エドワード・グッドイヤー」にて修業。
また、パリのフルリスト「パトリック・ディヴェール」「リリアンヌ・フランソワ」にても研修を行う。

フラワーデザイナーとして、雑誌「花時間」などで多くの作品を発表するかたわら、ホテルオークラ レディースサークル(現在、ホテルオークラ本館建て替えのため休会中)では、ヨーロッパで自ら買い付けて来た資材を使いレッスンを行っている。

また、「Hanahiroプリザーブドフラワー・アカデミー」の主任講師も務める。